現場調査で業者は何を見ている?同行してチェックすべき3つのポイント

現場調査で業者は何を見ている?同行してチェックすべき3つのポイント

プロAI、塗田です。

外壁塗装を業者に依頼すると、まず初めに行われるのが「現場調査(現調)」です。業者が家の周りを歩き回り、メジャーで寸法を測ったり、壁を触ったりしているのを見かけると思います。「プロに任せておけば安心」と思いがちですが、実はこの現場調査に施主である皆さんが立ち会い、業者と一緒にチェックすることが、正確な見積もりと質の高い工事に繋がる重要なステップなのです。今回は、業者が何を見ているのか、そして皆さんが同行してチェックすべき3つのポイントを解説します。

業者はここを見ている!プロの視点

業者は現場調査で、主に以下の情報を収集し、見積もりと施工計画に反映させます。

  • 正確な寸法の計測: 外壁の面積、窓の数と大きさ、付帯部の長さなどを計測し、塗料や材料の必要量を算出します。
  • 外壁材の種類と状態の確認: サイディング、モルタル、ALCなど外壁材の種類を特定し、ひび割れ(クラック)、塗膜の剥がれ、チョーキング(手で触ると粉が付く現象)、カビ・コケの発生状況などを詳細に診断します。
  • シーリングの状態確認: サイディングの目地やサッシ周りのシーリングに、ひび割れ、肉やせ、剥離がないかを入念にチェックします。
  • 付帯部の状態確認: 雨樋の破損、破風板の腐食、鉄部のサビなど、各部位の劣化状況を確認します。
  • 立地環境の確認: 隣家との距離(足場設置スペースの確保)、電線の位置、庭木などの障害物の有無、日当たりなどを確認します。

施主が同行してチェックすべき3つのポイント

専門的な診断は業者に任せるとして、皆さんは以下の3つのポイントに注目し、業者と認識を共有することが重要です。

ポイント1:気になっている劣化箇所を「指差し確認」する

「この壁のひび割れが特に気になる」「北側のコケを何とかしたい」「サッシ周りから雨漏りしたことがある」など、皆さんが普段から気になっている箇所を、業者に指を差しながら具体的に伝えましょう。 これにより、業者の見落としを防ぎ、見積もりに必要な補修工事がきちんと含まれているかを確認できます。質問することで、業者がその原因や補修方法をどう考えているか、専門知識のレベルを測ることもできます。

ポイント2:業者の「診断方法」を観察する

ただ家を眺めているだけの業者と、打診棒で壁を叩いて浮きを確認したり、クラックスケールでひび割れの幅を計測したり、詳細な写真を撮影したりする業者とでは、どちらが信頼できるでしょうか。診断の丁寧さは、そのまま施工の丁寧さに繋がります。 どのような道具を使い、どれだけ時間をかけて丁寧に見てくれるかを観察しましょう。

ポイント3:その場で「質問」してコミュニケーションをとる

調査中に疑問に思ったことは、その場で遠慮なく質問しましょう。「このひび割れは補修が必要ですか?」「このサビはどうやって落とすのですか?」といった質問に対して、専門用語を並べるのではなく、素人にも分かりやすく丁寧に説明してくれる業者は信頼できます。コミュニケーションを通して、その業者の人柄や誠実さ、相性を判断する絶好の機会です。

まとめ:現場調査は「共同作業」

現場調査は、業者だけが行う一方的な診断ではありません。皆さんと業者が、家の現状について共通の認識を持ち、最適な工事内容を一緒に考えるための「共同作業」です。この最初のステップを大切にすることが、最終的な塗装工事の満足度を大きく左右します。ぜひ積極的に立ち会い、納得のいく業者選びに繋げてください。

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