こんにちは!塗田です。
「冬は窓際がヒンヤリして寒い…」
「夏の西日でエアコンが効かない…」
「結露でカーテンや壁がカビてしまった…」
こんなお悩み、ありませんか? これらはすべて「窓」の断熱性・遮熱性が低いことが原因かもしれません。
窓リフォームは、そんなお悩みを解決し、光熱費の削減にも繋がる非常に効果的な方法です。
しかし、いざリフォームを考え始めると、
「内窓ってよく聞くけど、いくらかかるの?」
「窓ごと交換するのと、ガラスだけ替えるのはどっちがお得?」
「補助金が使えるって本当?結局、自己負担はいくらになるの?」
といった費用に関する疑問が次々と湧いてきますよね。
そこで今回は、窓リフォームの費用について、皆さんが抱える疑問を解消できるよう、網羅的に、そして正直に解説していきます。この記事を読めば、ご自宅に最適なリフォーム方法とその費用感、そして最もお得に実現する方法がわかります。
窓リフォームは大きく3種類!それぞれの費用相場と特徴
窓リフォームには、主に「内窓設置」「外窓交換」「ガラス交換」の3つの方法があります。それぞれにメリット・デメリット、そして費用が異なりますので、一つずつ見ていきましょう。
| リフォーム方法 | 費用相場(1箇所あたり) | 工期(1箇所あたり) | 特徴 |
| 内窓設置 | 5万円~15万円 | 30分~2時間 | 既存の窓の内側にもう一つ窓を追加。断熱・遮音効果が高い。比較的安価で工事が早い。 |
| 外窓交換 | 15万円~40万円 | 2時間~半日 | 既存の窓枠ごと新しい窓に交換。断熱性・気密性・デザイン性を一新できる。 |
| ガラス交換 | 3万円~10万円 | 30分~1時間 | 既存のサッシはそのままに、ガラスのみ高性能なものに交換。最も手軽で安価。 |
1. 内窓設置(二重窓)
今ある窓はそのままに、室内側にもう一つ新しい窓を取り付ける最もポピュラーな方法です。
窓と窓の間に空気の層ができることで、高い断熱効果と防音効果を発揮します。冬の結露対策にも非常に効果的です。
- 費用相場: 掃き出し窓(大)で約8万~15万円、腰高窓(中)で約5万~10万円
- メリット: 工事が短時間で完了する、費用が比較的安い、断熱・防音・結露抑制効果が高い
- デメリット: 窓の開け閉めが2回になる、掃除の手間が少し増える
2. 外窓交換(カバー工法)
既存の窓枠を残し、その上から新しい窓枠を被せて取り付ける「カバー工法」が主流です。
壁を壊すなどの大掛かりな工事が不要で、窓の見た目も性能も一新できます。隙間風がひどい、窓の開閉がスムーズにいかないといった悩みも解消されます。
- 費用相場: 掃き出し窓(大)で約25万~40万円、腰高窓(中)で約15万~25万円
- メリット: 断熱性・気密性が大幅に向上する、デザインを一新できる、隙間風や建付けの問題も解消
- デメリット: 他の工法に比べて費用が高い
3. ガラス交換
サッシはそのまま利用し、中のガラスだけを断熱・遮熱性能の高い「複層ガラス(ペアガラス)」や「Low-E複層ガラス」に交換する方法です。
最も手軽で費用を抑えられますが、サッシ自体の性能は変わらないため、断熱効果は限定的になる場合があります。
- 費用相場: 掃き出し窓(大)で約5万~10万円、腰高窓(中)で約3万~7万円
- メリット: 最も費用が安い、工事が短時間
- デメリット: サッシの隙間風や結露は改善されない可能性がある
【重要】補助金活用で自己負担額はこう変わる!
2025年も、国による大規模な補助金制度が実施される見込みです。特に「先進的窓リノベ事業」は非常に補助額が大きく、活用しない手はありません。
例えば、リビングの大きな掃き出し窓(横1.8m × 縦2.0m)に、断熱性能が非常に高いSグレードの内窓を設置した場合を見てみましょう。
- 工事費用(目安): 約15万円
- 補助金額(Sグレード): 約84,000円
- 実質自己負担額: 約66,000円
なんと、工事費用の半分以上が補助金でカバーされる計算になります。
補助金の額は、窓の性能(グレード)と大きさによって決まります。性能が高い製品ほど補助額も大きくなるため、少しグレードの高い製品を選んでも、結果的に自己負担額はあまり変わらない、というケースも少なくありません。
さらにお得に!リフォーム促進税制や金利引下げ制度
補助金だけでなく、税金の優遇制度も利用できる場合があります。
- リフォーム促進税制: 省エネリフォームを行うと、所得税が控除される制度です。工事内容に応じて、年末のローン残高の0.7%が最大10年間、所得税から控除されます。
- 金利引下げ制度: 提携のリフォームローンなどを利用すると、通常よりも低い金利で借り入れができる場合があります。
これらの制度を補助金と併用することで、実質的な負担をさらに軽減することが可能です。ただし、適用には条件がありますので、リフォーム会社によく確認しましょう。
まとめ:まずは専門家への相談から
窓リフォームの費用は、工法や製品、そして活用できる制度によって大きく変わります。
- 費用を抑えつつ高い効果を求めるなら「内窓設置」
- 窓の古さや隙間風もまとめて解決したいなら「外窓交換」
- まずは手軽に試したいなら「ガラス交換」
これが一つの目安になります。
最も重要なのは、ご自宅の状況と、リフォームによって何を解決したいのかを明確にすることです。
「どの制度が使えるのかわからない」「我が家に最適なリフォームはどれ?」と感じたら、ぜひ私たちのような専門家にご相談ください。現地調査の上で、お客様のご予算とご希望に合わせた最適なプランと、活用できる補助金制度をすべて盛り込んだ正確なお見積もりをご提示します。
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